ゆう琴の上級者向け。月型(大型タイプ)のワークショップ
音量が大きく響き、低音から高音まで広い音域でより多くの音色を楽しめます。
通常のLサイズよりさらに大きな大型ゆう琴。
演奏時の抱き心地も良い半月(quarter moon)の形のゆう琴を製作します。
ゆう琴Lサイズより縦幅が約15cm長くなります。弦数は24本〜28本(個々の月型ゆう琴によって変わります)。
◆ゆう琴製作ワークショップに一回以上参加されたことのある方が条件となります。
◆弦を張る作業と音の並びを調整する作業がメインになります。特に音作りを楽しみたい方にはお勧めのワークショップです。
◆自然の素材を活かしすべて手作業で製作しているため、ボディ形状や大きさ、厚みには若干の違いがあります。
開催時期は不定期ですので、お知らせのページをご確認いただければと思います。
●1泊2日 ゆう琴「月型(大型タイプ)」作りワークショップの流れ
ゆう琴の胴体部分にサウンドホールを開けるところまでは、技術が必要な為、こちらで準備をいたします。
1日目は約7〜8時間くらいの作業になります。個人差がありますので時間は目安として下さい。
2日目はチューニングの練習、最後にみんなで音合わせという流れとなります。
【1日目 】10:00現地集合
・オイルを塗装していきます。(ご希望で柿渋など)
・ピンを挿していきます。
・弦を張っていきます。
・上板と弦の間にブリッジを挟み込みます。
・チューニングメーターを使いながらチューニングをしていきます。
*チューニングメーターはを忘れずにご持参ください。
(ご希望の方にはこちらでもチューニングマイクとセットのご用意もしております。別途費用)
弦を張りチューニングができたところで、夕食&入浴タイム。
思い思いに過ごしたあと、就寝。
【2日目 】8:00ごろ朝食
・チューニングの練習。
・参加者全員で音合わせ。お一人お一人の体験のシェア。
お昼過ぎ解散予定
1泊2日の工房での開催では、お食事は1日目の昼・夜、二日目の朝・昼の全4食分ご用意いたします。なお、野菜と穀物中心となります。食事に関する個別のご要望には応じ兼ねますのでご了承ください。
●ワークショップに際してのご準備
・月型(大型サイズ)に関しては、バーニングペン(焼きごて)によるデザインは各自の好みで行ってください。描かれる方はデザインをすぐ写せるように下地を描いてきてください。
・クリスタルや螺鈿の装飾も自由です。装飾される方は各自ご用意ください。
・エプロンや作業着を持参か汚れても良い服をご用意ください。
●持ち物
・バーニングアートで描く場合は、絵柄のデザイン
・クリスタルや螺鈿など装飾する場合は、その材料
・作業ができる服装、エプロンなど
・筆記用具
・軍手かビニール手袋
・ゆう琴を持ち帰る際の袋や布
・シーツ・タオル・歯ブラシなど(宿泊の場合)
・T字のチューニングキー(すでにゆう琴お持ちの方)
・チューニングメーター(すでにゆう琴お持ちの方)
<注意事項>
・原料の木材は傷つきやすいのでお取り扱いに注意ください。作業を始めてからの木材の交換、お取り替えは致し兼ねます。リラックスしながらも慎重に進めていただければと思います。
・その時その時で状態の良い木材を原料として選んでおります。木材やお色味、木目などのご希望には沿えませんので、予めご了承くださいませ。
・宿泊場所は自宅兼工房の古民家ゲストハウスです。個室には限りがあり基本的に大部屋となります。ご了承くださいませ。
・基本的には全てセルフサービスとなります。身の回りの物、貴重品はご自身で管理ください。
・工房、宿泊地ともに場所は携帯の電波が届かない山奥となります。日常から離れ静寂な山での時間をお過ごしいただければ幸いです。
・工房の近くにお店やコンビニ、ガソリンスタンドはございません。必要なお買い物や給油は山に入る前にお済ませください。
・工房までの詳しい地図はお申込みいただいた方に別途お知らせいたします。
●料金のご案内
【参加費】制作費 + 宿泊費
制作費はゆう琴のサイズやその時期の原材料によって異なります。詳しくはお問い合わせください。
【定員】3〜4名様